【熊本豪雨】1966年、旧建設省が川辺川ダム計画を発表。 →民主党政権の前原誠司国土交通相「計画中止!」

アルファルファモザイク

前原誠司 流域 治水策 流域市町村 蒲島郁夫知事に関連した画像-01
12020/07/05(日) 16:35:06ID:xI8YUW9Y9.net

 国は66年、球磨川水系川辺川の川辺川ダム計画を発表。しかしダム水没地の同県五木村など流域で反対運動が起こり、2008年9月、蒲島郁夫知事が計画反対を表明。09年9月には政権交代してまもない民主党政権の前原誠司・国土交通相が計画中止を表明した。

 国交省と熊本県、流域市町村は09年1月、ダムに代わる治水策の協議を開始。19年6月の会合では国と県が治水策10案を提示したが、完成までの費用が最も安いものでも約2800億円で最高は約1兆2000億円に上り、景観を損ねる恐れのある案や工期が50年以上かかる案もあった。

 流域市町村はかねて国に「スピード感」を求めていたが10年以上たっても現実的な治水策は出てこず、一部の首長は「自民党政権に戻った国は本心ではダムを造りたいのではないか」と不満を募らせていた。

 九州大の島谷幸宏教授(河川工学)は「球磨川は下流域が山に囲まれて狭く、水位が上がって氾濫しやすい構造がある。特に今回は線状降水帯が川の南側に重なったため流量が急激に増え、多くの地点で越水したのではないか」と治水の難しさを指摘している。【平川昌範】

 ◇球磨川の主な氾濫被害と出来事

1965年7月 梅雨の大雨 1281戸が損壊・流失

1966年 球磨川水系川辺川で国が治水ダム計画発表

1971年8月 台風19号 209戸が損壊

1972年7月 梅雨の大雨 64戸が損壊

1982年7月 梅雨の大雨 47戸が損壊

1992年 熊本県人吉市などでダム反対運動始まる

2004年8月 台風16号 49戸が浸水

2005年9月 台風14号 119戸が浸水

2006年7月 梅雨の大雨 80戸が浸水

2008年6月 梅雨の大雨 33戸が浸水

2008年9月 蒲島郁夫・熊本県知事がダム計画反対を表明

2009年1月 国、県、流域市町村のダムなし治水協議始まる

2009年9月 前原誠司・国土交通相がダム計画中止を表明

2011年6月 梅雨の大雨 8戸が浸水

※八代河川国道事務所ホームページなどから作成
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20200704k0000m040171000c.html
川辺川ダム事業に関する知事の発言について / 熊本県 2008年
https://www.pref.kumamoto.jp/kiji_4560.html

document.write(” + ”);

Source: アルファルファモザイク
【熊本豪雨】1966年、旧建設省が川辺川ダム計画を発表。 →民主党政権の前原誠司国土交通相「計画中止!」