【新刊】イ・チャンウィ著『北の核の前に立つわれわれの選択』(窮理社)
「核兵器1発の開発費用は1兆から2兆ウォン(現在のレートで約880億-1760億円、以下同じ)、期間は月城重水炉のプールにある使用済み燃料棒のプルトニウム再処理に3カ月、起爆装置の製造に2カ月、プルトニウム弾の完成に1カ月で、全部合わせて6カ月あれば十分だ。
月城原発の使用済み燃料棒からは、核兵器4330発分のプルトニウムを得ることができる」(112ページ要約)
北朝鮮があれほど苦労して開発してきた核を、韓国はその気になりさえすれば手にすることができる、という事実が改めて示される。
著者は控えめに、しかし説得力を持って核武装を提案する。核なしにミサイル防衛システムを維持すると米国から武器を購入するのに60兆-70兆ウォン(約5兆3000億-6兆2000億円)かかるのだから、核兵器を一つ持つ方がましではないか、というわけだ。
既に韓国は世界最高水準の原発開発技術を持つ国だ。
韓国が核武装を試みたら、中国は北朝鮮に対する非核化圧力を強めるだろう。
著者は「北朝鮮が事実上の核保有国になった状況で、韓国・日本が核武装してはならないという主張は論理的ではない」と語る。
どちらか一方が先制核攻撃を行ったら報復攻撃でどちらも被害を受ける、いわゆる「相互確証破壊」が成立すれば、核戦争の危険は一段と減るものだ。
著者は「北東アジアで『6者相互確証破壊の均衡』が達成されれば、緊張は緩和され、和解ムードが醸成されるだろう」と言う。
ドイツ統一も、欧州で大国間の相互確証破壊の均衡ができた後で可能になった。
連日頭上にミサイルを撃ってくる北朝鮮、彼らのぞんざいな言葉を聞きながらも「平和経済」しか語らない韓国政府を見ていて重苦しかった心が、新たな突破口を見いだしたかのような感覚を持つかもしれない。
348ページ、1万8000ウォン(約1580円)
※下記リンクより、一部抜粋。続きはソースで
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/09/11/2019091180117.html
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Source: アルファルファモザイク
韓国「韓国の科学は世界一ィィィ! 6カ月あれば核兵器を作れる!」