これまでも、年金だけで老後を過ごすのは厳しいと認識していた人は多かったと思います。
そのことを改めて世間に突き付けた「老後資金2000万円」報告書が発表されて1ヵ月余り。
実際、老後資金作りに関心を持って、私のもとへ家計相談に訪れる人が増えています。
そのことを改めて世間に突き付けた「老後資金2000万円」報告書が発表されて1ヵ月余り。
実際、老後資金作りに関心を持って、私のもとへ家計相談に訪れる人が増えています。
その中にはときどき、年金保険料の納付に関して「自分で老後資金を準備するのなら、払わなくてもよいのでは?」などという極論をおっしゃる人もいます。年金は賦課方式(現役世代で出し合って年金の支払いを支える方式)での支給であり、自分で積み立てて受給する方式ではないので、そう考えるのも無理はないかもしれません。しかし、きちんと年金保険料を納め、自分が年金をもらえる権利を作っておくことが、老後生活の設計において非常に大切です。
(中略)
「貯金さえしておけばいい」と考えていたYさんですが、現在の貯蓄は1200万円を切るほどしかありません。このまま仕事をやめて老後に入ると、たった数年でこの蓄えはなくなってしまうでしょう。できるだけ蓄えを切り崩さずに暮らすのが最善ですが、年金の受給を受けられないので、それも難しいかもしれません。
Yさんがこれからできることは、可能な限り長く働いて、収入を得る。これしかありません。幸い、資格があり、独立もできるような仕事に就かれているので、将来にわたって収入を得ることもできますが、今さらながら、きちんと年金に加入していなかったことを悔やんでいます。
たとえ、わずかでも年金がもらえるよう、今から加入し、状況によっては任意加入制度も利用して加入期間を延ばし、老後に備えようかと考え始めています。
※下記リンクより、一部抜粋。続きはソースで
https://diamond.jp/articles/-/208664
Source: アルファルファモザイク
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