◆「金縛り」とは?
「あれ、目が覚めたのかな?」と思って薄目を開けると、まだ真っ暗で、身体が動かない……! 真夜中に突然異常な感覚にとらわれる金縛り。
金縛りというのはもともと、仏教用語の「金縛法(きんばくほう・かなしばりほう)」からきています。
これはお不動さんの名で親しまれている不動明王が敵や賊を身動きできなくする密教の秘法です。
ぴったりの言葉を当てはめたものだと感心しますね。金縛りは怪談話などとつなげて語られることが多いようですが、この傾向は実は日本だけのものではなく、世界的に見ても幽霊や生霊、悪魔、魔女、妖精、空想上の生物などが起こす超常現象だと考えられてきました。
しかし最近では科学的な見地からも研究が進み、「睡眠麻痺」という睡眠障害の1つだと考えられています。
金縛りが起きるメカニズムと原因、気になる対策法について解説します。◆「金縛りは霊の仕業」と考えられたのは、独特な感覚の恐怖のせい?
金縛りになると、以下のような独特の感覚を覚える方が多いようです。
・怖くて叫ぼうとするが、声が出ない
・身体の上に何かが乗っているようで、だんだん息苦しくなる
・逃げようとしても身体が動こうとしない
・胸の上のものはこの世のものとは思えない
・焦ってくると心臓がバクバクする
・もうだめだ! と思った瞬間に、身体の自由を取り戻して一息つける
・変なものが見えたり聞こえたりする(幻覚は25~75%の人が経験)睡眠専門医である私もこれまでに金縛りを数回経験しました。初めてなったときはとても怖くて、金縛りが解けるとともに叫んでしまいましたが、3回目くらいにはなんとなく慣れてきました。
◆金縛りの経験者は2人に1人とも……
国際的な研究グループによると、一生の間に金縛りを経験する確率は40~50%、日本の調査でも40%の人が少なくとも1回は経験するとされています。
一方で、多くの学生を対象にした調査では5%、すべての年齢を対象にした調査でも6%という低い発生率の報告もあります。また国際的な調査によると、金縛りを繰り返す割合は健常な人の3~6%と決して多くありませんが、インターネットを用いた研究では、
金縛り経験者の36%がエピソードを繰り返していました。
金縛りになった人の3人に1人は、複数回経験しているということです。思春期や青年期に初めて金縛りを経験する人が多く、主に10~20歳の間に起きているようです。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181215-00014848-nallabout-hlth
12/15(土) 17:45配信
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Source: 【2ch】コピペ情報局
【生活】金縛りは心霊現象じゃない…科学的な原因と対処法