青葉の意識が戻ったのは、2度目の表皮移植手術の前だった。
喉の器官を切開して人工呼吸器をつなげているため、言葉は発せない。上田と目が合った青葉は小さく頷いた。
喉の器官を切開して人工呼吸器をつなげているため、言葉は発せない。上田と目が合った青葉は小さく頷いた。
喉を塞(ふさ)ぎ、言葉を発することができるようになったのは事件から約3ヵ月後の10月半ばだ。
「最初はかすれ声しか出ない。しゃべり方を忘れているんです。『声を出してみ』と言ったら、『ああ』って。その後、声が出るようになったと泣いていた。そのとき、死ぬことを覚悟して事件を起こしたんじゃないんだなと思いました」
少しずつ、ふたりは言葉を交わすようになっていった。
「そのとき彼は、犠牲者はふたりだけだと思っていた。『ふたりも殺したからどうせ死刑になる』って言ったんです。
僕は、『悪いことをやったという自覚があるんやったら、まずは自分がやった行為と向き合え』と言いました。
『それから罪を償え、そのためにおまえを助ける。主治医である自分をしっかり見ろ。俺はおまえに向き合う。絶対に逃げるな、もう逃げられへんぞ』と」
https://news.yahoo.co.jp/articles/c23df430ad639ed9d2b7a9b7d220f3a9f4652226
※上記リンクより、一部抜粋。続きはソースで
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Source: アルファルファモザイク
青葉真司「俺は2人殺した(実際は36人)。絶対死刑になる。なんで俺を助けたんですか?」