1 名前:oops ★:2021/02/19(金) 13:30:37.22 ID:71DGv/zh9
真っ黒で、威圧的。男子生徒は入学前から制服の学ランを着たくないと思っていた。兄のお下がりにも袖を通してみたが、生地が硬くて着づらい。なかなか洗えないことも、「みんな同じ服」を押し付けられるのも嫌だった。でも、友達が制服を着る自由を否定したいわけではない。「人それぞれの選択だから」。尊重したいと思っている。
「今年から中学に通う僕の意見を聞いてください」。なぜ制服を着たくないかを教育委員会と中学に伝え、私服登校は許可された。コロナ禍で昨年5月下旬になった登校初日、ダークグレーのニットにカーキのパンツ、小学生のころから使っているリュック姿で向かうと、直接教室に入らずに、会議室に立ち寄るように言われ、指導を受けたという。
さらに衝撃を受けたのは、放課後に担任に言われた一言だ。「法律に人を殺してはいけないって書いてないけど、殺すと罰せられる。それに似てるかな」。極端なたとえを挙げ、暗に制服着用の校則に従うように促された。「先生、何言ってるの」。あまりにショックでぼうぜんとした。
学校からは憲法記念日のころ、「基本的人権の尊重」について説明した学習プリントが届いたばかり。「自分らしく生きる権利」の大切さを説いていたはずなのに、服装の自由はここまで制限するのか。その夜、思い詰めた表情で母親に問うた。「俺、間違ってないよね?」 約1カ月間、学校に通えなくなった。
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Source: 痛いニュースノ∀`
【多様性】「制服着ない自由、認めて」中1生徒の訴え コロナ禍で、私服選択に広がりも