アメリカ国防総省の報道官は、台湾情勢をめぐって中国国防省の報道官が「台湾独立は戦争を意味する」などと発言したことに対し「緊張した状況を軍事的な対立に発展させる必要はない」として中国側に懸念を示しました。
中国国防省の報道官は、28日、中国軍が台湾周辺の空域で爆撃機や戦闘機を頻繁に飛行させるなど活動を活発化させていることについて「外国による干渉や台湾独立をはかる勢力の挑発への厳正なる対応だ。台湾独立は戦争を意味する」などと述べました。
これに対し、アメリカ国防総省のカービー報道官は28日の記者会見で「アメリカには、台湾の自衛を支援する責任があり、それは今後も変わらない」と述べ、台湾との関係を維持するバイデン政権の立場を強調しました。
そのうえで「台湾をめぐって緊張した状況を軍事的な対立に発展させる必要はない。中国国防省のコメントは残念であり、法律に基づいて責任を果たそうとしているアメリカの立場とは、釣り合っていない」と述べ、中国側に懸念を示しました。
中国側が台湾周辺で活発化させている軍事活動は、人権や貿易の問題で中国に厳しく対応する姿勢を示しているバイデン政権へのけん制ともみられていて、台湾をめぐる米中両国の対立は続くことが予想されます。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210129/k10012838821000.html
※上記リンクより、一部抜粋。続きはソースで
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Source: アルファルファモザイク
中国「台湾独立は戦争を意味する」米国「アメリカには、台湾の自衛を支援する責任があり、それは今後も変わらない」