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凜さんが交換留学生として派遣されたのは、アメリカのとある町。米軍基地内に暮らす一家がホストファミリーとなり受け入れてくれた。
ホストマザーは白人系の物静かな人だった。家には5歳、3歳の黒人系の養子の子どもと、2歳の実子が暮らしていた。ホストファーザーは軍人で海外勤務中のため、ホストマザーがワンオペで家のことを回していた。やんちゃ盛りの男児3人は凜さんにとってはとてもかわいい存在。「よーし、ここでホストファミリーと交流して、学校で友達を作って……」と希望を抱いてのスタートだった。
学校はホストファミリーの家から通学圏内にある公立校だった。緊張しながら迎えた登校初日、そこには目を疑う光景が広がっていた。
「パジャマで登校する生徒も見かけました。みんな服装がすごくだらしない感じでした」
数日通ううちに、その異様さが次々と浮き彫りになった。授業中は雑談だらけ、日本でいう学級崩壊が起きていた。それだけではない。
「数学の授業中にマリファナをやっている人がいました。はじめは何の匂いかわかりませんでしたけど、だんだん何かわかりはじめて、トイレもそんな匂いがするし、学校の至る所で薬物が使われていました。
校内での暴力事件も頻繁でした。驚いたのは、学校で起きた喧嘩や乱闘だけを上げる専用のSNSアカウントがあったこと。誰が上げているのかわからないのですが、3日に1度は学生同士がつかみ合う動画がアップされるんです。とてもまともに授業を受けられるような環境ではありませんでした」
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・家に帰ると「まるでメイド」
体を休めるはずのホスト宅の居心地も、日に日に悪くなっていた。団体の説明からは、しっかりとした食事をホストファミリーが用意してくれるものと思っていたが、実際に出されるのは冷凍食品ばかり。お腹が空きすぎて倒れそうになったこともあると言うが、家族も同じものを食べていたため、文句は言えない。しかし、凜さんには食事以外にも休まらない理由があった。
「だんだんと家事などの手伝いが増えて……はじめはちょっと子どもたちの面倒を見るくらいだったのが、洗濯も頼まれるようになり、下の子2人を毎日公園に連れていくこともいつの間にか私の役割になっていました。扱われ方もまるでメイドみたいな感じでした」
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Source: 暇人\^o^/速報
「毎日が暴力」高2女子が見た海外留学先の壮絶実態 授業中にマリファナ、家では「メイド扱い」