昨年10月から副業として配達員を始めた福岡県春日市の男性(38)は、電動アシスト機能付き自転車で多いときで1日約80キロ走り、30件ほどの配達をこなす。
「誰からも縛られないし、上下関係もない。安定した収入にもなる」。報酬は距離や回数などに応じて支払われ、月に40万円以上稼ぐ配達員もいる。
「誰からも縛られないし、上下関係もない。安定した収入にもなる」。報酬は距離や回数などに応じて支払われ、月に40万円以上稼ぐ配達員もいる。
最近は景気が良いと思われがちだが、「配達員の数が増えた分、個人の配達量はそれほど変わっていない」。飲食店やスポーツジムなど本業が休業中の従業員が生活費を稼ぐために働くケースが増えており、中には外国人もいる。
福岡市の男性(37)の本業は料理人。先月中旬から勤め先の店が休みになり、ほぼ毎日働く。「家でじっとしておくよりまし。みんな生活がかかっているんですよ」と話す。
見えないウイルスの脅威に社会全体が神経質になる中、届け先となる顧客にも変化が出ているという。
配達員との接触を避けるため、玄関先に荷物を置く「置き配」を希望する客が増えた。前述の春日市の男性は「1カ月前は全体の2割程度だったが、最近は明らかに増えた。感染が怖いのは理解できるけど」。
男性は常にマスクを着け、店頭で品物を受け取る際に必ず両手を消毒。リュックの中に消毒用アルコールや殺菌クリーム、除菌シートを常時入れ、配達が終わるたびに使用するなど衛生面に気を使う。
それでも集合住宅でエレベーターに乗るとき、住民から一緒に乗るのを避けられることがある。「人間ではなく、自分たちを“道具”みたいな目で見ている」と声を落とす。
自身の感染リスクも気になる。「免疫抑制剤を使う母親が近くに住んでいる。自分が感染してうつすことが何より怖い」。配達は楽しく収入は魅力的だが、最近はなるべく稼働日数を抑えているという。 (金沢皓介)
※下記リンクより、一部抜粋。続きはソースで
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200502-00010002-nishinpc-soci
document.write(” + ”);
Source: アルファルファモザイク
【衝撃】ウーバーイーツ、ガチでヤバい