感染症と共に警戒すべきニセ科学新型コロナウィルス(COVID-19)の猛威は世界に広がっている。
8万人以上の感染者と3000人以上の死者を出しているウィルス発生源の中国は、感染者数も死者数も世界トップだ。その後ろにはイタリアやイランが続いており、欧州の先進国も感染者数の急増が問題になっている。
そんななか、強硬な水際対策をおこなっている国のひとつが、現在の感染者数が60人ほどのインドだ。英公共放送「BBC」によれば、「インドは新型コロナウィルスの拡大を防ぐために、いくつかの選別された人たちを除いて、すべてのビザの発給を1ヵ月中止すると発表した」という。まだ死者が出ていない今のうちに水際で国内でのウィルス蔓延を防ごうとしている。
まだ深刻な状況にはなっていないインドだが、新型コロナに対抗しようとする国民の意識は高いらしい。だがインドにはまた別のリスク要因があるという。米誌「フォーリン・ポリシー」は、インドの与党・インド人民等(BJP)の政治家たちが、新型コロナウィルスに対抗するためにニセ科学などを喧伝していると報じている。
「新型コロナウィルスが心配かい? それならば、有益な牛に目を向けよう──。3月2日、BJP所属の地方議員であるスマン・ハリプリヤが、牛の尿と糞が新型コロナウィルスの流行と戦うのに利用できる可能性があると語った」
「またヒンズー指導者のチャクラパニ・マハラジも、新型コロナウィルスに打ち勝つために牛に絡む商品を使うよう啓蒙するイベントをおこなおうとしている」
さらに要人まで変わった対処法を推奨している。同記事によれば、ウッタルプラデシ州のヨギ・アディティナット州首相は、「インド人に対して、ヨガをおこなってストレスに勝ち、新型コロナウィルスなどさまざまな感染症に対して強くいるべきだとすすめている」という。
インド誌「アウトルック」は、記事でチャクラパニの発言を引用している。
「牛の尿と糞を摂取することで、感染病である新型コロナウィルスを止める効果がある。ヒンズー教の言葉である『Om Namah Shivay』と唱えながら身体に牛の糞を塗り付ければ、助かるだろう。すぐに新型コロナウィルスを止めるための特別な儀式をおこなう予定だ」
3/14(土) 15:00配信 全文はソース元で
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200314-00000004-courrier-int
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Source: 【2ch】コピペ情報局
「牛糞、効きます」─インド公人ら、新型コロナに乗じて強烈なニセ科学を喧伝する