2020-02-08 17:27
https://www.yna.co.kr/view/AKR20200208046600077一時世界6位の富豪として君臨したインドの財閥が「現在保有する資産が無い」と訴えて話題だ。
8日タイムズ・オブ・インディアなど現地メディアによれば、アニル・アンバニ リライアンスグループ会長は前日イギリスの裁判所で「これまで投資した資産の価値が暴落して破産状態」として、このように書面で主張した。
アニル会長はこの日、中国工商銀行(ICBC)など中国系の銀行3ヶ所が提起した債務履行訴訟で「現負債を考慮すれば(私の)純資産はゼロ」と説明した。
続いて「債務履行のために流動化することができる意味ある資産が無い状況」と付け加えた。
ICBCなどはアニル会長が率いた通信会社リライアンス・コミュニケーションズに2012年9億2500万ドル規模の資金を貸したと明らかにした。
この銀行はアニル会長が当時個人的に債務を保証したと主張した。しかし、リライアンス・コミュニケーションズは去年破産手続きに突入した。
銀行側は「主張と異なり、アニルはプライベートジェット・ヘリコプター・300万ドル分の高級車を持っており、妻には5600万ドルのヨットをプレゼントするなど豪華な生活をしている」と明らかにした。
これにイギリスの裁判所はアニルに6週間以内にICBCなどに1億ドルを返しなさいと命じた。
現在アジア最高の富豪であるムケシュ・アンバニ リライアンス・インダストリー会長の弟であるアニルは2008年だけでも420億ドルの資産で世界富豪ランキング6位に上がるほど莫大な財産を持っていた。
アニルはグループ創業者である父親ディルバイ・アンバニが2002年に死亡すると兄と経営権紛争をして没落の道を歩み始めた。
彼は紛争初期に母親の仲裁で電力、通信、金融部門を引き継ぐことになった。
兄は主力である石油、ガス、石油化学部分を持って行く代わりに弟の領域である通信分野に進出しないことで合意した。
しかし、インドの移動通信市場が急激に成長するとムケシュは2016年リライアンス・ジオを設立して、移動通信市場に進出した。
リライアンス・ジオは無料4Gフィーチャーフォンである『ジオフォン』と無料音声通話、安いデータ使用料を掲げて、サービスを開始してから2年も経たずに1億5000万人を超える加入者を確保した。
昨年末にはインド最大の通信会社に生まれ変わった。
このようなリライアオンス・ジオの攻撃的な『無料』マーケティングでインドのモバイル市場の競争が激しくなって、リライアンス・コミュニケーションズは脆くも崩れ去ってしまった。
渦中のアニルは金融、エンターテイメント、不動産など多くの分野に天文学的な規模の投資を続けて行ったが、ほとんどで大きく失敗してしまった。
結局アニルは途方もない資産を全て吹き飛ばして、今は自力で再起するのが難しい境遇にまで至ってしまったといのが財界の衆論だ。
アニルは去年にもリライアンス・コミュニケーションズの債務と関連して収監の危機にまで行った。当時は兄が7700万ドルを支援してくれて危機から脱した。
Anil Ambani tells UK court his ‘net worth is zero’ despite fleet of cars, private jet and yacht
https://timesofindia.indiatimes.com/business/india-business/anil-ambani-tells-uk-court-his-net-worth-is-zero-despite-fleet-of-cars-private-jet-and-yacht/articleshow/74017394.cms
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Source: 【2ch】コピペ情報局
2008年に420億ドルの資産で『世界6位』だった大金持ちが今は一文無し?