新型肺炎厳戒で上海がゴーストタウンに!マスクに大行列、食料買い占め、デマも
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200131-00227412-diamond-cn&p=1今回の新型肺炎は日本でも大きなニュースになっている。現地の中国では、当然ながら、それ以上の騒ぎであり、中国・上海出身である筆者(日本在住)のもとには、多くの友人、知人から相談や情報確認の連絡がひっきりなしに来ている。現地の中国の現状をお知らせする。(日中福祉プランニング代表 王 青)
● 巨大経済都市の上海でも ゴーストタウン状態となった
中国の新型コロナウイルス肺炎は、中国国内にとどまらず、世界各地に広がった。感染者数がどんどん増えており、各国政府が警戒する事態となった。本来なら、1月24日は中国の旧正月(春節)の大みそかで、そこから7~10日間の大型連休が始まる。異郷で働く人や大学で勉強する学生らは、実家にいる家族の元に帰り、一家団らんの時を楽しみにしていた。
ところが、新型コロナウイルス肺炎の蔓延で事態が一気に変わった。約4700万人が帰省できず、家族と離れ離れでの新年を余儀なくされたのだ。各地の地方都市政府もいろいろな対策を打ち出して、対応に追われていた。上海市は1月24日に、すべての公共施設を閉鎖すると発表した。
上海博物館や科学技術館が閉館、ディズニーランドまでもが休業に追い込まれた。そして予定されていた多くの春節のニューイヤーコンサートも中止となった。移動手段はかなり本数を減らした地下鉄とバスしかない。なぜなら、タクシーはすべて運休となっているためだ。
その地下鉄もガラガラで、道にも人影がない。上海の有名な観光スポットのバンドでは、黄浦江の夜景を楽しむクルーズも運航停止している。「新天地」もずらりと並んでいる店のシャッターは固く下ろされたままになっている。2500万人の人口があり、いつも大勢の人でににぎわう都市は、今やゴーストタウンとなった。人気がない上海の街頭の写真を見て涙を流す人もいた。政府は外出を控え、マスクを着用するようにと呼びかけている。市民の今の心境をひと言でいえば、「恐慌」である。
● マスクは売り切れ続出 仕方なくビニール袋をかぶる人々も
筆者は日本に在住しているが、ここ数日は中国各地にいる友人から「マスクを買って送ってほしい」との連絡がひっきりなしに来ている。「マスクはすべて売り切れ、どこに行っても手に入らない!」からだ。
ある友人からは、マスクを購入する長蛇の列の写真が送られてきた。マスクの値段は高騰し、10枚入りで700元(約1万1000円)まで値上がりしているが、それでもすぐに売り切れとなった。病院でもマスク不足が深刻だ。
医者と看護師には、1日に2枚のマスクしか配給されていない。1枚のマスクは4時間しか使えないとの規程があるが、友人である医師は「実際の勤務時間が10時間を超える日がほとんどだ」と明かしてくれた。
これまで中国に行く日本人がいつも不思議に思っていたのは、PM2.5などで空気が悪いのに、地元の人がマスクをほとんど使わないことだ。逆に、マスクをしている人は日本人だとすぐに分かったほどである。
※全文・画像はソースで
続きを読む
Source: 【2ch】コピペ情報局
上海、ゴーストタウンに。人通りもなくタクシーは禁止。電車も減便