■学校が担う役割再考の時期に
各市町村の教育委員会などに話を聞くと、西濃地域に限らず県内各地の中学校で4時禁に相当するルールを設けているとの回答が得られた。教員研修として行われる研究授業のため、一部を除いて生徒が午前中で下校する日などに適用され、年10回未満という。多くは校則に盛り込むような明文化はせず、自宅学習を促すだけの学校もあるが、違反した生徒に反省文を書かせるといった罰則を定める学校もあった。
岐阜市教委は「学校に残って研究授業を受けている生徒がいる中で、帰宅した生徒にも有意義に過ごしてほしいという良き文化。約束を守らない場合には相応の指導が必要」と話す。4時禁は平日に適用されることが多く、親が不在のケースもあるため、大垣市教委は「普段は学校にいる時間帯で、安全面への配慮が大きい」と説明。交通事故などのトラブルがあっても学校が迅速に対応しづらいことを理由に挙げる教委もあった。
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■空き時間は自分で決めさせて
情報を寄せた男性は塾の生徒から4時禁について聞き、安全面などの利点に一定の理解を示しつつ、「一律に家から出さないという対応には違和感がある」という。反省文を書いたことがある3年の女子生徒(15)は「地域の人もルールを知っていて、監視されている気分。密告合戦になることもあり、くだらない」と憤る。2年の男子生徒(14)は「また反省文を書かせるぞと脅してくる先生もいる。でも、別に勉強したくないわけじゃない。空き時間をどう過ごすか、自分で決められないのは変だ」と語る。
1/21(火) 8:38
岐阜新聞Web
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200121-00010000-gifuweb-l21
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Source: 暇人\^o^/速報
【4時禁ルール】「午後4時まで外出禁止」はブラック校則か…岐阜県教委「良き文化。約束を守らない場合には相応の指導が必要」