ある日のこと、1本の電話がありました。
「寒冷地の高校で、生徒たちが黒いタイツをはかせてほしいと学校に訴えているんだけど、なかなか認めてくれない」
状況が飲み込めなかった私。
さらに話を聞くと、その高校では女子生徒は “ベージュ色に限って認める” という校則があるため、黒はダメだというのです。
黒タイツはダメという校則に「異議あり」と、声を上げた生徒が通う県立斐太高校があります。
卒業式のあと、生徒たちが制服のスカーフなどを川に流す「白線流し」で知られる130年以上の歴史がある進学校です。
私は率直に聞いてみました。
「なぜ、ベージュが嫌で黒のタイツにこだわるの?」
女子生徒の1人が即答しました。
「ベージュのタイツは見た目が『もも引き』みたいでダサい」
ことし7月、生徒会は、客観的な事実を積み重ね、自信満々で再び校長に校則の改正を求めました。
ところが、2か月もたってようやく返ってきた答えは、またしても「NO」でした。
校長
「やっぱり紺のセーラー服、紺のスカート。そして白のソックス。これが斐太高校の制服ですよというふうにずっと見てきたし、見られてきた。周囲の高校は、紺だったり黒のタイツだったりするので、それとの区別というか。斐太高校はこうだっていう、そこへのこだわり。それを覆すだけの理由が出てこなかった」
そして、生徒たちが最後に望みを託したのが、交渉の中で学校側が約束していた保護者や卒業生を交えた会議でした。
女子生徒は、切実な願いと、これまでの「戦い」の経緯をつづった文章をまとめたのです。
思いは、保護者や卒業生に届き、会議では全会一致で黒タイツを容認。
これをきっかけに学校側の姿勢が一変しました。
校長
「保護者の意見、さらに同窓会の意見を交えて出てきた意見なので、当然重く受け止めたい。
ベージュである必要性はないだろうということで、OKに転じました」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191212/k10012210831000.html
街ですれ違う男の劣情を刺激するのでよくない
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Source: 暇人\^o^/速報
女子中学生「ベージュはダサいので黒タイツ履きたいんですが」 校長「ダメダメ!ベージュがいいの!」