「まじめえひめ」波紋 介護への認識不足、女性像が時代錯誤愛媛の県民性を「まじめ」と位置づけポジティブにPRしようという県のプロジェクト「まじめえひめ」のホームページ動画が波紋を呼んでいる。「介護・看護時間が長い」「独身女性が多い」などのデータを示し「愛媛……愛媛の県民性を「まじめ」と位置づけポジティブにPRしようという県のプロジェクト「まじめえひめ」の
ホームページ動画が波紋を呼んでいる。「介護・看護時間が長い」「独身女性が多い」などのデータを示し
「愛媛県民はまじめ!」とくくる内容だが、介護への認識や女性像表現に批判の声が上がっている。
県議会ではこのほど、女性県議が動画配信中止を求めた。動画はドラマ仕立ての「愛媛県まじめ会議」。俳優が県職員を演じ、庁内でプロモーション戦略を練る中、
データを示しながら愛媛のセールスポイントを「まじめ」とまとめる筋書きで、4月に公開された。時間は5分ほど。問題は劇中の男性職員が示すデータと論理展開だ。その一つが「介護・看護時間の長さ全国1位」を挙げ
「まじめ」と評価するシーン。介護は身体的・精神的負担も大きいだけに、複雑に受け止める人もいる。西予市の60代男性は「介護は、やらざるを得ないからやっている。あまりに人の気持ちをないがしろにしてないか」と憤る。
松山市の50代女性は「介護離職や介護うつが叫ばれている時代に『まじめ』とひと言で済ませる神経を疑う。
それこそ行政の責任放棄では」。聖カタリナ大人間健康福祉学部の恒吉和徳教授は「『介護・看護時間が長い』とは、見方によれば、
介護サービスがない、もしくは何らかの理由で利用しづらい・できないという状況も考えられる」と指摘。
「個々の事情が異なる介護・看護を一義的に『まじめ』と表現してはいけない。行政が分析すべきは背景や事情で、
結果だけ見て『まじめ』と喜ぶのは思考停止」と語気を強める。動画では、男性職員が「独身女性の多さ1位」から「愛媛の女性はおしとやかでまじめ」とする場面があり、
女性像の表現も問題視されている。独身の松山市の20代女性は「なんで独り身だと『まじめ』になるの」と不思議がる。※全文はソースで
https://majime-ehime.com/
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Source: 【2ch】コピペ情報局
【まじめえひめ】「介護・看護時間が長い。独身女性が多い。愛媛県民はまじめ!」愛媛県制作のPR動画に批難殺到