相次ぐクマの被害、そのワケは…。
岐阜大学 淺野玄准教授:
「ドングリですとかブナとかナラ、これが山の実なりが良くなくてですね、人里なんかでもエサを求めて出てくる」
クマの生態に詳しい岐阜大学の淺野玄准教授は、ドングリの不作が原因だと指摘します。
クマは、ブナなどの実をエサにしていますが、今年は5年に一度ほど訪れる凶作の年。山にエサがないためクマが人里に下りてくるといいます。
実際、23日女性が襲われた豊田市では、柿が食い荒らされ、木の幹にはクマのものとみられる爪痕が残っていました。
※中略
淺野教授:
「ゴミとか作物とか、そういった物の方が彼らにとっては魅力的で、沢山あるので探す必要もなくて。人がいる所にエサがあるということを学習してしまう場合には、人から何か餌を奪おうとしたりということはあるかもしれません」
まずは何よりもクマと出会わないことが第一です。
人が近くにいることを知らせるために、クマよけの鈴やラジオを携帯する。一人で行動するのは避け、複数人で行動する、こういったことが大切となります。
では、クマと遭遇してしまったら…。よく言われる「死んだふり」はダメです。クマは死んだ動物を食べることがあり、興味をもって噛みつく可能性があるということです。
また、走って逃げるのもダメ。素早く動くとクマを興奮させてしまう可能性もあります。クマは時速40キロ以上で走ることができるので、とても逃げ切れません。
クマを見ながら背を向けずに「ゆっくりと後ずさり」してその場を離れる、これが正しい対処方法だということです。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191024-00024994-tokaiv-soci
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Source: 暇人\^o^/速報
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