ループしている宇宙の「前の宇宙の痕跡」を発見したとの研究結果
著名な宇宙物理学者ロジャー・ペンローズ氏は、「宇宙は破壊と消滅を繰り返している」という説を骨子とした
共形サイクリック宇宙論(CCC)の提唱者でもあります。そんなペンローズ氏と3人の宇宙物理学者が、宇宙の果てを
観測したデータの中から以前の宇宙の名残が見つかったとの研究結果を発表しました。[1808.01740] Apparent evidence for Hawking points in the CMB Sky
https://arxiv.org/abs/1808.01740Researchers Found Traces of a Previous Universe – Great Lakes Ledger
https://greatlakesledger.com/2019/08/26/researchers-found-traces-of-a-previous-universe/Unexplained shapes in the sky could be from a universe before our own, say scientists | The Independent
https://www.independent.co.uk/life-style/gadgets-and-tech/news/universe-hawking-radiation-black-hole-conformal-cyclic-cosmology-a9070381.htmlDid Scientists Actually Spot Evidence Of Another Universe?
https://www.forbes.com/sites/jesseshanahan/2018/08/24/did-scientists-actually-spot-evidence-of-another-universe/#66b461bf1425夜空の星々が燃え尽きて消えてしまうほど長い時間が経過すると、宇宙はやがてブラックホールしかない世界に
なってしまいますが、ブラックホールも永遠の存在ではないと考えられています。ブラックホールの表面では、
絶えずエネルギーが放出されるホーキング放射が発生しており、この現象によりブラックホールは徐々に質量を
失い最終的には消滅してしまうとのこと。しかし、ブラックホールが消滅しても、その痕跡は強力な電磁波が観測される領域「ホーキング・ポイント」として
残り続けるとペンローズ氏は考えています。しかも、ホーキング・ポイントは宇宙が終わりを迎え、ビッグバンにより
新たな宇宙が始まった後も残り続けるとのこと。このことを逆説的に考えると、以前の宇宙から残り続けているはずの
ホーキング・ポイントを、ビッグバンの残響ともよばれている宇宙マイクロ波背景放射(CMB)の中から見つけ出すことが
できれば、宇宙がループしているというペンローズ氏の理論の強力な根拠となります。しかし、CMBは非常に微弱な上にノイズだらけで、しかもランダムに変化し続けるため、特定の構造を見つけるのは
至難の業です。そこでペンローズ氏らは、ホーキング・ポイントが存在していると仮定したCMBをシミュレーションし、
実際のCMBデータと比較しました。その結果、ホーキング・ポイントでなければ説明できないような特異な領域が
20カ所も見つかりました。CMBの中にあるホーキング・ポイントのイメージ図。
※全文はソースで
https://gigazine.net/news/20190828-previous-universe-conformal-cyclic-cosmology/
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Source: 【2ch】コピペ情報局
宇宙がループしている証拠が見つかる 「前の宇宙」の痕跡を発見