私は平成17年(2005年)から、事故物件の情報提供サイト「 大島てる 」を運営しているのですが、こうした仕事をしていると、
ときには事故物件のオーナーから「サイトでの掲載を取り下げろ」と強く抗議されることもあります。
数年前、都内某所のあるマンションのオーナーからも、何度かそうした抗議がありました。
しかし、その一件は後に予想もしていなかった結末を迎え、不幸な形で“解決”してしまうことになるのです――。(全2回の1回目/ #2 に続く)なぜ私は「大島てる」を立ち上げたのか?
そもそも、私が「大島てる」を立ち上げたのは、不動産業において「告知義務」を果たさない業者が少なくないからでした。
告知義務とは、宅建業法で定められた義務の一つで、借り主(買い主)にとって心理的瑕疵となる事項がその物件にある場合、
貸し主(売り主)は必ずそれを事前に告知しなければならない、とされているものです。たとえば、前の入居者がそこで自殺していたり、あるいはその部屋が殺人事件の現場になっていたとしたら、業者は契約が成立する前に、必ずその旨を伝えなければなりません。
しかし、なかにはそうした事実を隠して部屋を貸し出したり、売り出したりする酷い業者がいるのです。
私が「大島てる」というサイトを作ったのも、そのような被害を防ぎたい、との思いからでした。
そのため、たとえ事故物件のオーナーから抗議が来たとしても、掲載を取り下げることはまずありません。有料駐車場で起きた練炭自殺
しかし、今回ご紹介する都内某所の物件は、少々特殊な経緯を辿っていました。マンションが建設される前、そこには有料の駐車場があったのです。
マンションを建てるつもりで土地を手にした所有者が、建設工事が始まるまでの間、そこを駐車場にして日銭を稼ぐ、といったことは特段珍しくはありません。
むしろ、土地の有効活用の例としてはよくある話でしょう。ただ、そのオーナーが不運だったのは、
土地を遊ばせまいと駐車場にして貸し出している間……そこに停められていた車の中で、練炭自殺が起きてしまったことでした。私のサイトには、事故物件の所在地だけではなく、その外観写真も掲載されています。
「ここがその事故物件である」ということを明示するため、スタッフと手分けして写真を撮っているのですが、その駐車場にはたまたま、私が直接足を運ぶことになりました。私は、サイトに掲載する事故物件の写真は、あえて晴れた日の明るい時間帯に撮るよう心がけています。
しかし、そのときは情報を得てからすぐに現場に向かったものの、着いた頃にはもう夜になっていて、一応写真は撮りましたが、
これは改めて撮り直さないといけないな、というような仕上がりでした。
ただ、もう一度その駐車場を訪れる時間がなかなか作れず、ようやく再訪できたときには、そこにはもう、新しいマンションが建っていたのです。※全文・画像はソースで
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190810-00013273-bunshun-soci
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Source: 【2ch】コピペ情報局
練炭自殺の現場にマンションを建てたらやっぱりヤバかった 大島てるが語る“あるオーナーの悲劇”