「休憩」と称し、メディアに出ることの少なくなったTehuさん。現在は、自分の承認欲求と向き合っているといいます。くわしく話を聞くと、回復のための「欲望との向き合い方」が見えてきました。(矢代真也)
いろんな「わかりやすさ」に揉まれて
――まず、現在Tehuさんが何をしているのかについて、聞きたいのですが。
Tehu:今は……休憩中ですね。基本的には、メディアに出るのをやめています。露出することで得をした時期もあったと思うんですけど、今はそうじゃないと思っています。
仕事としては、4年前に立ち上げたチームボックスという会社でCCO(チーフ・クリエィティブ・オフィサー)として働いています。
――会社では、リーダー育成など、人材開発を手がけられているんですよね。
Tehu:そもそも、なんで人材育成の会社で立ち上げに関わったのかというと、教育に思い入れがあったからです。
まだ中学生だったころに作ったアプリのおかげで名前が売れたこともあって、高校から大学にかけて中高校生向けのプログラミング教育サービス「Life is Tech!」を手伝っていたこともありました。
ただ、そこでプログラムを学んで人生が変わる子供たちをたくさん見て、自分の中にさらなる課題意識が芽生えたんです。
その子たちが若くして華々しいスタートを切るのはいいけど、今の世の中の状況だと、力を得て、実際に社会構造を変えられるようになるのは、大概40代になってからですよね。
ごくわずかにいる革命的な起業ができる人以外は、年功序列のシステムのなかで力を得ていくことになりますから。
で、その子たちにとって40歳っていうのは、25年後なんです。25年後にもしその子たちが、「俺はプログラミングで人生が変わったんだ」と言ってたら、よくないですよね。
その頃は、プログラミングも自動化が進み、自分の手でコードを書く価値はほとんどなくなっているか、もしくはそれ以上の、私たちがまだ想像もし得ない状態になっている可能性が高いでしょうから。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190804-00010001-danro-life
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Source: 暇人\^o^/速報
【朗報】tehuさん、大人しくなった結果Yahoo!ニュースに掲載される