「見せかけの達成感」に騙される
ツイートを共有する、フェイスブックを更新する、インスタグラムに写真を載せるといった行動は「時間クレーター」の元凶だ(「時間クレーター」とは、一瞬の時間を使うだけと思ってすることが起こす大きな時間のロスのこと。たとえば、数秒しか要しないつもりでツイッターでつぶやいても、そこからほかのツイートを見たり、しばらく自分のツイートへの反応を気にしたりして、結果的に30分以上の大きな時間ロスにつながることになる。『時間術大全』参照)。
だが、それらが危険な理由がもう1つある。そうしたことをすると、「見せかけの達成感」を得られるのだ。
ネット上のやりとりにコメントすると、何かをやり遂げたような気になり、「仕事をしたぞ!」と脳が知らせてくる。
だがネット上のコメントは、100個のうち99個までが取るに足りないものだし、それなりの代償を伴う。つまり、本当にやるべきことに費やしていたはずの時間と労力が奪われるのだ。見せかけの達成感は、やるべきことに集中する妨げになる。
見せかけの達成感には、ほかにもいろいろなものがある。
スプレッドシートの更新が、難しいがやりがいのあるタスクをあとまわしにする口実になるなら、それは見せかけの達成感をもたらしている。キッチンの片づけが、子どもとすごすはずの時間に食い込んでいるなら、それも見せかけの達成感だ。そしてメールの受信箱には、見せかけの達成感のもとが無限につまっている。
メールをチェックすると、何も新しいことをしていないのに、何かを達成したような気分になる。「よし」と脳は言う。「状況を把握できたぞ!」
ほんこれ
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Source: 暇人\^o^/速報
ツイッターを今すぐやめるべき「たった1つ」の理由 コメントすると何かをやり遂げたような気になり見せかけの達成感に騙される