https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-48494116
2019/06/03オランダの認知症患者が安楽死を求める例は珍しくない。だが認知症が進んで、本人の意思が確認できなくなる場合もある。1人の医師が今、こうしたケースで訴えられている。安楽死の意思を却下されては困ると、本来の希望よりも早い時期に死を選ぶ患者もいる。
アニー・ズウェイネンベルクさんの決意は少しも揺らいだことがなかった。
娘のアネケ・サウテ=ズウェイネンベルクさんは、アニーさんが初めて診断を受けた時のことを振り返り、「神経科医に『残念ながらこれは間違えようがない。アルツハイマー病です』と宣告された」と話す。「母は『分かりました。それなら自分の望みは分かっています』と答えた」
息子のフランクさんが言葉を足す。「5秒ためらったかな。それから『ならばやるべきことは分かった』と言っていました」
2人とも、母が安楽死のことを言ったのだと分かっていた。アニーさんの場合は全くぶれのない、はっきりした同意があった。オランダの安楽死はこうあるべきという模範例とみていいだろう。だが本人の同意にここまで一貫性がなく、最期の瞬間にはそれほどはっきりしないケースもある。
アニーさんの話は、オランダ人のヘラルト・ファン=ブロンクホルスト監督によるドキュメンタリー映画「Before It’s Too Late(手遅れになる前に)」で紹介された。アニーさんがアルツハイマー病を患い、81歳で安楽死するまでの歩みを追っている。
そこに登場するのは、3人の子供たちを一人で育て、登山を楽しみ、深い信仰を持ちながら認知症に倒れた、誇り高い女性の姿だ。
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Source: 【2ch】コピペ情報局
「真夜中5分前」の安楽死 認知症にのまれる前に