7日で結党1年を迎えた希望の党が存亡の危機に直面している。
東京都の小池百合子知事が率いた旧希望の党から松沢成文代表ら保守系議員5人が民進党出身者らと決別し、昨年5月に結党したが、支持率は1%に届かない。
さらに、夏の参院選で改選を迎える2人が不出馬を表明し、所属議員は政党要件の5人を下回る見通しだ。
党内では、日本維新の会との合流を模索する声も出ている。
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「第三極」掲げた母体が大敗
党の母体は、平成29年衆院選に合わせ、同年9月に設立された旧希望の党だ。
結党には、小池氏を中心に松沢氏ら保守系の無所属議員に細野豪志元環境相、長島昭久元防衛副大臣ら旧民進党を離党した議員らが参加。
自民党や旧民進党とは違う「第三極」を標榜し、現実的な安全保障政策などを掲げて旗揚げした。
ただ、党勢低迷にあえでいた旧民進党の衆院議員が、当時絶頂だった“小池人気”にあやかる形で合流したことで歯車が狂う。
松沢氏ら結党メンバーは、集団的自衛権の限定的行使を認めた安全保障法制や憲法9条改正などを容認したが、
旧民進党から大量入党した議員との間で、基本政策の違いが浮き彫りになった。
旧希望の党は29年衆院選で衆院過半数を超える235人(比例代表の重複を含む)を公認したものの、党勢は一気に下降し、衆院選は惨敗した。
希望の党幹部は、母体が29年に結党した当時を振り返り「新党は40人程度で始めるのが適当だった。
定員40人の船に民進党から全員が乗り込もうとして、収拾がつかず沈没してしまった…」と悔いる。
その後の同党は民進党出身者が大勢を占め、国会では希望に移らなかった旧民進党と統一会派の結成を模索した。
旧民進党への回帰路線を受け入れられない松沢氏ら5人のメンバーは分党を訴え、昨年5月に党名を引き継ぐ形で新党を結成した。これが今の「希望の党」だ。
※下記リンクより、一部抜粋。続きはソースで
https://www.sankei.com/premium/news/190510/prm1905100009-n1.html
Source: アルファルファモザイク
【悲報】「希望の党」の現在 →うっかり民進党を受け入れてしまった者たちの末路が悲惨過ぎる。