◆ 高熱を出した子供の家に武装した警察が襲撃。子供を強引に連れ去っていく事態が発生。いったいなぜ?(アメリカ)アメリカでは子供の虐待に関する厳しい法律をもうけている。
州によって異なるがイリノイ州では14歳以下の子供を1人で留守番させたらそれだけでアウトだ。子供が転んで怪我をしただけでも親が疑われるケースも多い。
容疑がかけられると子供は親から引き離される。それだけ虐待が多い為に手厚く守られているということなんだろうが、今回のケースはすこしばかり行き過ぎのようだ。
深夜、高熱を出した子供の家に、武装した警官らが駆けつけ、子供を連れ去ってしまったのだから。事の起こりは今年の2月。
アメリカ・アリゾナ州マリコパ郡チャンドラーに住む、3児の母親サラ・ベックさんと父親ブルックス・ブライスさんは、2歳の長男が40.5度の高熱を出したために、4歳と6歳の娘2人も車に乗せて、息子をかかりつけの自然療法医のもとへ診察に連れて行った。子供に予防接種を受けさせていないことを知った、その女性医師は、男児の容態から髄膜炎を疑い、すぐに病院の緊急外来へ連れて行くよう両親に指示した。
しかし、サラさんとブルックスさんは緊急外来へ向かう途中で、息子の熱が少し下がったことを確認、車の中で元気に踊る息子の仕草を見て、病院へ連れていくまでもないだろうと判断し、そのまま帰宅した。この途中で、サラさんは息子を診察した女性医師に電話をし、「熱が下がってきたようだ。なんなら、先生が確認してくれてもいい。今からもう一度連れて行こうか」と尋ねている。
しかし、女性医師は男児の再診を拒否。
その後、自分のアドバイスを聞かなかったとして、アリゾナ州児童保護局にこの両親を通報した。病院の女性医師から「子供の福祉状態が心配。親から子供を保護する必要があるのでは」と通報を受けたアリゾナ州児童保護局は、マリコパ郡チャンドラー警察に様子を見に行くように依頼した。
同警察は、2月25日に一家を訪問するも、ブルックスさんは警察を家に入れることを拒否し、電話で「子供の熱は37.7度にまで下がっているので大丈夫」と伝えた。だが、それに納得しなかった警察は、夜中の1時頃、捜査令状を手に再び一家を訪れた。
ノックをしても応答がなかったことから、警官らは強硬手段に出た。一家の玄関先に設置された防犯カメラが、その一部始終を捉えていたが、銃を構え、バリケードを手にした武装警官らが、ドアを蹴り破り、叫び、家の中へと襲撃したのだ。
真夜中の突然の武装警官の襲撃に、一家が驚いたのは言うまでもない。
ブルックスさんは手錠をかけられ、子供ら3人はソーシャルワーカーに家から連れ出された。警察はこの襲撃後、報告書に「室内は散らかり、子供のベッドには吐しゃ物が散乱。両親の寝室には安全ではない散弾銃もあった」と記しているが、米メディアの取材を受けたブルックスさんは、次のように反論した。
武装警官が私にライトを当てて手を挙げろと命じました。散らかっていたということですが、それはソファーの上にあった洗濯物のことでしょう。
それに、子供らの具合が悪く、嘔吐してベッドが汚れてしまったので、私たちの部屋に移動させて一緒に眠っていただけです。ノックしたと言うけれど、真夜中だったし、部屋の奥で病気の子供たちと眠っていたのだから、気付くはずもありませんよ。
病院の緊急外来へ連れて行くとなると、28万円ほどの費用がかかります。
私たちは、具合が大丈夫そうな息子に、それだけのお金を払うほどの余裕はありません。事実、武装警官が一家を訪れた時には、男児の熱は37.7℃だった。
ソーシャルワーカーは、3人のうちの2人を病院へ連れて行き診察を受けさせたが、男児においては髄膜炎ではなく、上気道感染症、いわゆるただの風邪だったことがわかった。(写真)
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動画:
※記事を一部引用しました。全文はソースでご覧下さい。
http://karapaia.com/archives/52273156.html
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Source: 【2ch】コピペ情報局
風邪で熱を出した子供の家に銃を構え防弾チョッキと盾で武装した警官隊突入 子供を連れ去る事案発生