ブラックホールを観測した望遠鏡、ヤバすぎる

アルファルファモザイク

12019/04/10(水) 22:46:50.43ID:9qn/6gVX0.net

ブラックホールをとらえたイベントホライズンテレスコープ

ハワイ、アリゾナ、メキシコ、チリ、スペイン、南極の6点に設置された巨大電子望遠システムを仮想連結
地球上に直径1万キロメートルの合体電子レンズを顕現させ、視力300万を獲得したイベントホライズンテレスコープによりブラックホールを観測した。

EHTは、世界中の複数の電波望遠鏡を結合させることで非常に高い感度と解像度を実現している。超長基線電波干渉法を用いることで、何千キロメートルも離れたところにある電波望遠鏡を結び付けて、地球と同じサイズの口径を持つ仮想的な電波望遠鏡を構成することができる[7]。EHTの実現のためには、サブミリ波での両偏波観測可能な受信機、230-450GHzの周波数帯でVLBIを実現できる高安定な基準周波数信号、広帯域なVLBIバックエンドとデータ保存装置の開発と、サブミリ波VLBI観測が可能な天文台での試験観測が必要であった[8]。

2006年に最初のデータを取得して以来、EHTは徐々に参加する望遠鏡の数を増加させていった。天の川銀河中心にあるいて座A*の画像を取得するための初めての観測は2017年4月に実施されたが[9][10]、EHTに参加する南極点望遠鏡の冬季閉鎖により、データの輸送と処理が2017年12月にずれ込んだ[11]。超巨大ブラックホールの画像が撮影されれば、アルバート・アインシュタインが提唱した一般相対性理論の検証が可能である[7][10]。

EHTの観測で取得されたデータは、ハードディスクドライブに保存され、飛行機で(いわゆるスニーカーネット)各望遠鏡からマサチューセッツ工科大学ヘイスタック天文台とマックスプランク電波天文学研究所に運ばれ、40Gbit/sのネットワークで結合された800個のCPUを擁するグリッド・コンピューターで処理される[12]。

Source: アルファルファモザイク
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