「チコちゃんに叱られる」の「宇宙はなぜ暗いのか」の回が終了。実はこの話題、年末に自分のところに出演依頼が来ていて、企画書まで送っていただいていたのだが、それの間違いを指摘して、ディレクターと電話で話したら、それ以降連絡が来なくなってしまった。
— 津村耕司 (@tsumura_isas6) 2019年4月5日
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まぁ、番組的に佐治先生に乗り換えた方が良いという判断で、それはそうだろうし、自分が指摘していたポイントは直っていたので、まぁそれは良かった。ただ、いくつか間違い、少なくとも誤解を招く表現があったのでコメント
— 津村耕司 (@tsumura_isas6) 2019年4月5日
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まず見出しの「宇宙にはてがあるから」は良いとしても、映像中で言っていた「宇宙の大きさに限りがある」は間違い、少なくとも誤解を招く表現。正確には「観測可能な宇宙の大きさには限りがある」とすべき。宇宙年齢と光速の両方が有限であることが本質。
— 津村耕司 (@tsumura_isas6) 2019年4月5日
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次に、「太陽も地球も遠ざかっている」と言う発言は明確に間違い。このスケールでは宇宙膨張より重力による束縛の方が強い。現に天の川銀河とアンドロメダ銀河は膨張宇宙の中で重力で引かれ合い互いに近づいている。
— 津村耕司 (@tsumura_isas6) 2019年4月5日
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宇宙膨張の説明もちょっともやる。「星が遠ざかるから暗くなる」という説明は一見正しく聞こえ、実は一周回って正しいのだが、勘が鋭い視聴者は、最初の「宇宙が無限に広ければ夜でも明るいはず」と矛盾すると気づく。この矛盾の回避には「宇宙の膨張速度は光速を超える」という鍵が必要。
— 津村耕司 (@tsumura_isas6) 2019年4月5日
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と、いろいろ書きましたが、ゴールデンタイムの番組で、この話題を、ある程度の正しさを持って面白く紹介されていたことはとても良いことだと思いました。
— 津村耕司 (@tsumura_isas6) 2019年4月5日
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もし宇宙が暗いことのもうちょっと詳しい説明を知りたい人がいましたら、拙著『宇宙はなぜ「暗い」のか?』(https://t.co/8NsF0Ezv4m)を読んでいただければ嬉しいです。
— 津村耕司 (@tsumura_isas6) 2019年4月5日
どの教授に聞くかによって答え変わる場合は面白い回答をする教授が採用されるんやろ
真実を追い求める番組と思って見たらアカンってことやな
他の説もありますという逃げ道もあるしな
諸説ありって最初から逃げる気だから面白い答え求めてるんやろ
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Source: 暇人\^o^/速報
【悲報】チコちゃんに叱られる、オファーを出したら間違いを指摘されたので無断で別の教授に再オファー