気温が例年より高く、防寒肌着や寝具など冬物商品の販売が振るわなかったという。
主力の「ファッションセンターしまむら」は、壊滅的だ。売上高は前年同期比5.5%減の3185億円だった。「誕生祭」や「感謝祭」などのセール企画を打ち出したが不発に終わった。
既存店売上高は前年を下回る月が続き、3~11月期では4月を除いた8カ月がマイナスとなっている。続く12月は7.8%の大幅減となった。12月まで8カ月連続での前年割れだ。
あわせて、野中正人代表取締役会長が体調不良のため12月31日付で辞任すると発表した。野中氏から辞任したいとの申し出があったという。
野中氏は1984年にしまむらに入社。商品部や経理部の部長を経て、05年5月に代表取締役社長に就任。
18年2月に社長を退任し会長に就任した。
野中氏が社長に就任した06年2月期の売上高は3258億円。リーマン・ショックによる消費低迷で09年2月期こそ減収となったものの、それ以外では増収を重ねてきた
。社長退任直前の17年2月期(売上高5654億円)まで8期連続で増収を達成している。しかし、退任した18年2月期(5651億円)は、わずかながら減収となった。
そして先述した通り、その後の3~11月期も減収となるなど苦戦が続いている。
新社長のもとで再成長を目指しているものの、成果が出ていないのが現状だ。野中氏としては、後ろ髪を引かれる思いがあるなかでの会長辞任だったに違いない。
しまむらの不振の理由は、さまざまなメディアで指摘されている。筆者もいくつか指摘してきた。理由のひとつとしては、全店規模で売り場レイアウトを変更したことが挙げられる。
売り場の回遊性を高めることを目的に陳列量と陳列スペースを減らしたのだが、それによりしまむらの魅力のひとつである「宝探し」の要素が低下してしまい、売り上げ低下の要因となった。
https://news.infoseek.co.jp/article/businessjournal_515681/?p=2
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Source: 暇人\^o^/速報
【悲報】しまむら、本格的にヤバい