私のリーダー論
会議の資料は数字だけ カプコン創業者のリスク管理術
カプコンの辻本憲三会長兼CEO(上)
――リスク管理も重要ですね。
「2010年ごろから、スマートフォン用ゲームが流行した際、電子くじ(ガチャ)でもうけた企業は大きく業績を伸ばしました。当社は、当選率が不明瞭なガチャは顧客から必要以上にお金をもらうことになり、市場をつぶしてしまうと考え、注力しませんでした。最先端のゲームづくりに専念しました」
――開発者が面白いソフトを作れる環境づくりで意識していることはありますか。
「最近はゲームの内容についてあまり口は出しません。会社が大きくなり、優秀な人材が集まってきます。自由にやらせていれば自然といいものができる。ただし、他社に負けないスペックの高いゲームを作ることにはこだわる。時間や資金はたくさんかけてもいいし、人員のバックアップは任せろと言っています」
「18年1月に発売した『モンスターハンター:ワールド』は、大画面の60インチの4Kテレビで迫力のある映像になるように指示しました。その結果、世界中の人に受け入れられ、18年9月末での販売本数が1070万本に上るヒットになりました」
※下記リンクより、一部抜粋。続きはソースで
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO40153630X10C19A1000000?channel=DF041220173308&n_cid=TPRN0016&page=3
Source: アルファルファモザイク
カプコン辻憲「ガチャは顧客から搾取し市場を潰。だから手を出さず最先端AAAに専念した」