NGT48暴行事件で元48Gメンバーの母親が告白
事件が明るみになって約2週間経つが、いまだ収束する気配はない。
そんな中、最近まであるAKB48グループに娘を在籍させていた母親のAさん(40代)に、
この件について直撃。率直な心情を聞くことができた。
――AKB48グループを運営するAKSのマネジメントについて。
抱えているメンバーの人数に対して、つねにマネジャーの数が不足しているように思います
(メンバー7~8人に対してマネジャー1人)。一人ひとりのケアができているとは思えません。
人気メンバーや売り出したいメンバーに注力するので、それ以外は”放置”されている感じ。
単なるスケジュール伝達係ですが、それすらもできていなくて、メンバーはファンから(ホームページなどに掲載された)
予定を教えてもらうことだって、あるんです。
メンバーがどんな悩みを抱えているのか、心を許して相談に乗ってくださるマネジャーがいたら、
今回のような事件は起きなかったのではないでしょうか。
――数百倍とも言われる競争率を勝ち抜いて合格したAKBグループのメンバーが”放置”されているんですか?
(AKB48だけで100人超、国内姉妹グループ合計で約400人いる)メンバー数が多すぎなんです。
受かっても、まともに育成してもらえない。だから、一部で彼氏を作ったり、ファンとつながったりと、「遊ぶ」子が出てきてしまうのだと思います。
――CD販促の握手会や多数のSNSへの投稿など、メンバーの負担は大きいです。
大半のメンバーはつねに一生懸命で、与えられた課題には全力で取り組んでいて、そこにかかるストレスは相当なものです。
メンバー内でトラブルが起きても、まず誰に相談するべきか、メンバー自身もわかっていないと思います。
自分1人で問題を抱えてしまいがち。マネジャーさんは異変に気づいてはいても、忙しすぎるので、気づかないふりをしていると思う。
しかし、問題が大きくなってから運営が対処するのでは遅すぎるので、メンバーが何でも相談できる窓口を作ってほしい。
――では具体的にどのような対処が有効だと思いますか。
実際、襲われたときにメンバーが、(再発防止策として全メンバーに配布する)防犯ブザーのひもを引けるのか?
つねにすぐにひもを引ける状態で携帯することはできるのか? 疑問に感じますが、何もないよりはいいでしょう。
しかし、結局はメンバーの一人ひとりがつねに危機感をもって行動することが、いちばん大事なことだとは思います。
――運営会社に改善してほしいことは何でしょうか。
メンバーのメンタルケアを目的とした定期的な面談をしてほしい。かつては年1回、親との面談がありましたが、いつの間にかなくなってしまいました。
外部の専門機関との連携や委託も必要かと思います。あるグループで、しつこいストーカー被害に遭った子がいたそうですが、
結局、親御さんが警察に行ったりして、運営会社はあまり力になってくれなかったという話を聞きました。そういった点も本腰を入れてもらいたいです。
真相究明のための第三者委員会の設置や警備体制強化が発表され、運営会社のAKSも遅ればせながら対応に乗り出したように見える。
だが、48グループに子ども等身内を在籍させる多くの家族や近親者の不安は、なかなか払拭しきれていないと言っていいだろう。
※下記リンクより、一部抜粋。続きはソースで
https://toyokeizai.net/articles/-/261526?page=2
Source: アルファルファモザイク
【NGT48】 元48Gメンバーの母親が告白 「人気メンバーや売り出したいメンバー以外は ”放置”されている。だから、遊ぶ子が出てくる」