【韓国】李洛淵首相、韓日レーダー対立で「日本政府は自制すべき」と警告

アルファルファモザイク

李洛淵(イ・ナギョン)国務総理(以下、首相)が10日、「日本の指導者が国内の政治目的で自国民の反韓国感情を刺激し、利用しようとしているという視点がある事を、日本の指導者は知って欲しい」と述べた。

李首相はこの日、政府世宗(セジョン)庁舎で行われた国政懸案点検調整会議を主宰した席で案件の説明に先立ち、「昨今の韓日関係に関して申し上げたい」とこのように明らかにした。

これは最近の韓国と日本の、いわゆる『レーダー対立』が起きている事に対する言及である。日本は、「韓国海軍の広開土大王艦が昨年12月20日、東海(日本海)で遭難していた北韓(北朝鮮)船舶を捜索する過程で、接近した日本海上自衛隊のP-1哨戒機を射撃統制レーダーで照準するなど、脅威的な行動をした」と主張する。

日本側は、『レーダー対立』をアメリカの仲裁で解くとし、国際争点化させようとする姿まで見せており、自民党を中心とした右派政治家の強硬発言が続いている。

一方で我が軍は、日本の海上自衛隊所属のP-1哨戒機が先に広開土大王艦の500mの距離まで近付き、150m上空から脅威的な飛行をしたと反論している。国防部は日本の一方的な主張に立ち向かい、このような内容を盛り込んだ動画を国語(韓国語)、日本語、フランス語、スペイン語、ロシア語など、5つの言語で公開して積極的に防御している。

これに関連して、(韓国)国内では日本が今回の『韓日レーダー対立』を浮き彫りにして、戦争可能な国家へと改憲を推進しようとする目的が潜んでいるという、批判的な世論が強まっている。また、最近急落している安倍内閣の支持率を、高く維持するための意図もあるという観測が出ている。この日の李総理の発言も、このような世論の延長線上から出た警告のメッセージであると解釈される。

李首相は、「どの国家も、国家間の関係も歴史の上に立っているもので、その一方で未来を準備して行かなければならない」とし、「歴史を蔑ろにしてはいけないし、歴史にだけ囚われて未来の準備を疎かにしてもいけない」と指摘した。

特に、「韓日両国が歴史の負債はそれなりに解決して行き、同時に未来志向的な関係を構築して行くとともに、知恵を集めて努力する事を望む」とし「そのために韓国政府は最大限に自制して悩み、努力している」と述べた。続けて「日本政府も共に自制し、韓日関係の望ましい未来のために共に賢明に対処する事を期待している」と求めた。

※下記リンクより、一部抜粋。続きはソースで
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=101&oid=008&aid=0004158272

Source: アルファルファモザイク
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