2018年1-10月の和洋菓子店の倒産は、52件(前年同期比20.9%増、前年同期43件)と、全産業の倒産が低水準で推移するなか、ハイペースで推移している。この水準で推移すると2009年からの10年では、2013年(61件)を上回って最多件数になる可能性も出てきた。
主な内訳は、菓子小売業(製造小売)が33件(前年同期比13.7%増、前年同期29件)、生菓子製造業が17件(同41.6%増、同12件)で、生菓子製造業の増加率の高さが目立つ。
主な倒産事例では、花園万頭(東京都)や人形町亀井堂(東京都)など老舗や有名店もみられる。
和洋菓子店の経営が苦戦しているのは、消費者の嗜好の変化と無縁ではない。
要因をいくつか列挙すると、(1)中心顧客の高齢化と若年層の儀礼的進物を好まない傾向による「中元・歳暮需要の低迷」、(2)手軽で品質の高い「コンビニスイーツ」の台頭、(3)和菓子では、「ようかん」、「まんじゅう」などの消費額が減少していること(総務省家計調査報告)、(4)老舗企業では、確立したブランド商品に依存する傾向が強く、環境の変化に対応できない硬直した経営に陥りがちなこと、(5)若者の和菓子離れ、などが挙げられる。
※下記リンクより、一部抜粋。続きはソースで
https://www.sankeibiz.jp/business/news/181205/bsd1812050645001-n1.htm
Source: アルファルファモザイク
【悲報】和菓子店や洋菓子店が次々と倒産しているらしい