今年、よく見たり、聞いたりした言葉から、辞書を編む専門家らが特に広まったと感じたものを選ぶ「今年の新語2018」のベスト10が5日、都内で発表され、大賞に「ばえる(映える)」が選ばれた。
一般から寄せられた1296語から、辞書の編集者らが「今後定着し、辞書に掲載されてもおかしくない」10語を選び、語釈を付けた。「新明解国語辞典」などを出版する三省堂の主催で、今年で4回目。
発表会では、大賞の「ばえる」の語釈として「SNSのインスタ映えの『映え』を動詞化したもの」などと説明。例文として「さすが一晩ねばって撮った一枚だけあって、映えるねえ」と示すと、会場からは笑いと拍手が起きた。
ゲストとして招かれた脚本家の北川悦吏子さんは3位に選ばれた「わかりみ」について、今年の連続テレビ小説「半分、青い」を執筆中、ネットで発見したと発言。出演者の佐藤健さんとLINEでやりとりした際、佐藤さんから「わかりみ」と返事があったエピソードを紹介した。
今年の新語に選ばれた、その他の言葉は次の通り。カッコは主な意味。
②モヤる(もやもやする。特に、不満や不愉快、反発をばくぜんと感じる)
③わかりみ(理解できること。共感できること。また、その度合い。【例】わかりみが強い)
④尊い(アイドル・キャラクターなどが、とても美しくて、いとおしい)
⑤VTuber(バーチャルユーチューバーの略。動画配信サイトで生身の人間に代わって投稿コンテンツに出演するコンピューターグラフィックのキャラクター)
⑥肉肉しい(量感に加えて質感までもが強く感じられ、見るからに、肉のうま味や食感などが好ましく感じられる様子)
⑦マイクロプラスチック(大きさが5ミリメートル以下の微細なプラスチック。深刻な環境汚染の原因として近年問題になる)
⑧寄せる(性格が近いものにする)
⑨スーパー台風(米国の合同台風警報センターによる最大強度階級の台風)
⑩ブラックアウト(夜間の大規模な停電。また、そのことで混乱や不安が広がこと)
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Source: 【2ch】コピペ情報局
辞書編集者らが選ぶ「今年の新語2018」発表 ①ばえる ②モヤる ③わかりみ