中でも、異性愛者やバイセクシャルの女性たちは、なぜ男性からサービスを受けられる風俗店ではなく、レズ風俗を選択するのだろうか。
その理由の1つには、男女の腕力の差による危険を避けたいという思いがあるようだ。
webメディア「messy」に、男性がサービスをしてくれる女性向け風俗店を利用したレポートが掲載されている。
<そうしてのっけから「ん?」と思うところがあったのですが、いざサービスが始まると違和感がどんどん増しました。(中略)挿入は法律で禁止されているにも関わらず、挿入しようとしてきたんです! それも2回も……。>
(messy「挿入NGのはずが…「女性向け性感マッサージ」で体験した恐怖」より)
お金を払っている女性側が「やめてください」と言っても、無理やり性行為をしようとしてくる男性キャスト。
この記事には、他の女性も同様の被害に遭っていることが記載されている。
もしこの女性が断り切れなかった場合、紛れもない強姦被害だ。
しかし「風俗店を利用した」ということへの恥ずかしさや罪悪感から、その被害を訴えることができない人も多いだろう。
このような被害リスクを避けるための選択肢として、レズ風俗が浮上してくる。
「お客様である女性からのお問い合わせで『私、おばさんなんですけど利用できますか』『私は太っているんですが、大丈夫ですか』『可愛くないですが、キャストさんに嫌がられませんか』というものがよくあります。
男性が風俗店を利用するときに年齢や見た目を気にしてわざわざ問い合わせる、ということはほとんどありませんよね。
これは、世の中で女性が年齢や見た目について常にジャッジされ、恐怖を感じていることの表れだと思います」(御坊さん)
異性と性的な行為をするとき、女性はどうしても自分が「女性」であることを意識し、また、意識させられてしまう。
レズ風俗を利用する女性は、その記号的な「女性」を演じることを脱ぎ捨て、相手と「人と人」としてコミュニケーションを取ることができる点に安心を感じているのかもしれない。
安心して性的な行為ができると、1人の人間として認められ充足感を得ることができるということもあるのだろう。
異性とのコミュニケーションの中で得られなかった精神的に満たされた感覚を、女性たちはレズ風俗で感じることができている。
性的なサービスを受けたいと思っても、相手が異性の場合、腕力や身体構造の差から危険な目に遭う可能性があること。
また、異性と対峙したときにどうしても自分が1人の人間であることよりも「女性」であることを意識させられてしまうこと。
そんな女性たちの生きづらさを、レズ風俗が受け止めているのだ。
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Source: 暇人\^o^/速報
レズ風俗店への問合わせ「体重XXキロだけど利用できますか?」「ブスだけど…」男の風俗客にはない発想