米国の対中国政策の硬化が鮮明になっている。
ペンス米副大統領は10月4日、ワシントンでの演説で中国に歴代政権よりも厳しく対抗していく考えを示し、各国政府や有識者に波紋を広げた。
長期間の対決を辞さない内容に、米メディアでは第2次大戦後のソ連との冷戦の到来を告げたチャーチル元英首相の「鉄のカーテン」演説と重ねる向きもある。演説の要旨は次の通り。
ペンス米副大統領は10月4日、ワシントンでの演説で中国に歴代政権よりも厳しく対抗していく考えを示し、各国政府や有識者に波紋を広げた。
長期間の対決を辞さない内容に、米メディアでは第2次大戦後のソ連との冷戦の到来を告げたチャーチル元英首相の「鉄のカーテン」演説と重ねる向きもある。演説の要旨は次の通り。
■中国に深く失望
ソ連の崩壊後、我々は中国の自由化が避けられないと想定した。
楽観主義をもって中国に米国経済への自由なアクセスを与えることに合意し、世界貿易機関(WTO)に加盟させた。中国での自由が経済的だけでなく政治的にも拡大することを期待してきた。しかし、その希望は満たされなかった。
経済の自由化が中国を我々と世界とのより大きなパートナーシップに導くことを期待していたのだ。しかし中国は経済的な攻撃をかけることを選び、自らの軍事力を強化した。歴代政権は中国の行動をほとんど無視してきた。
その結果、中国に有利になってきた。そうした日々はもう終わった。
※下記リンクより、一部抜粋。続きはソースで
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO37005590W8A021C1000000/
Source: アルファルファモザイク
アメリカ「中国に甘い時代は終わった。新しい冷戦が始まる」