「“最悪、行かなくてもいいぞ“、そう娘に言ったことがある」。そう話すのが、よしもと新喜劇の小籔千豊だ。
「自殺するくらいなら行く必要ないというのは、どの親だって同じだと思う。ただ、その代わり、理由は言ってくれと。もちろん行かない選択肢もあるし、引っ越す選択肢もあるから、と言った。でも大前提としては、学校には行ったほうが良い。行くべき、というのがあって、その上に行かない選択肢があるということだと思う。学校が合わなくて嫌、いじめにあった、海外にサッカー留学する、理由もいろいろあっていい。ただ、古いかもしれないが、行くのも行かないのも自由、というのが最初に来るのは違うと思う」。
そして「学校に行く以外の選択肢がわかりにくいということもある」と指摘、親として複雑な心境も覗かせた。
「いろんな理由から僕は大学には行かず、高卒になった。いわば“大学不登校“。大学に行った人からすれば、哀れな人生なのかもしれない。でも、楽しいこともいっぱいあった。はっきり言えば、学歴とかおしゃれとか、挨拶ができるかとかが“親のファッション“になったらいけないとは思ってる、最終的には子どもの好きにしたらいい。よその家のお子さんが東大行ったと聞いて、6割くらいはええな、安心やなと感じると思うけど、残りは“うちの子の方がいいところあるから“って感じると思う。それでいいと思う。それでも、子どもたちには“大学は行ったほうがいいぞ“と言ってしまうかもしれない。ドラクエで言ったら、東大・慶応は『てつのよろい』。僕のような高卒は『ぬののふく』。やっぱり“ぬののふくで竜王やっつけにいけ“とは言えないし、“できたらてつのよろい着けた方がええよ“ってアドバイスすると思う。『ぬののふく』で行くのもいいけど、どこかで行き詰まるかもしれないし、その時しんどい思いをすると思うから」。
※下記リンクより、一部抜粋。続きはソースで
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180823-00010002-abema-soci&p=1
Source: アルファルファモザイク
【正論】小籔千豊「行くのも行かないのも自由、というのが最初に来るのは違うと思う」