せきをした男性が「気管支の形に固まった巨大な血の塊」を吐き出す

1:SQNY ★:2018/12/11(火) 12:29:11.97 ID:CAP_USER.net
・せきをした男性が「気管支状に固まった巨大な血の塊」を吐き出す

末期の心臓病によって集中治療室(ICU)に担ぎ込まれたアメリカの男性が、「気管支の形に固まった血の塊を吐き出す」という驚くべき症例が報告されました。

Cast of the Right Bronchial Tree | NEJM
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMicm1806493

How a Huge Blood Clot Took the Shape of a Lung Passage – The Atlantic
https://www.theatlantic.com/health/archive/2018/12/bronchial-blood-clot/577480/

カリフォルニア大学サンフランシスコ校の外科医であるGeorg Wieselthaler氏は、重篤な心臓病を患っていた36歳の男性の治療に当たっていたとのこと。病気によって男性の心機能が非常に弱っていたため、Wieselthaler氏は男性の血液を体に送り出す心室補助ポンプに接続しました。この処置に使われるタイプの心室補助ポンプには、患者の体内で血液が凝固する危険性が高まってしまうという欠点があるそうです。Wieselthaler氏は「この心室補助ポンプを使用する患者には、血液を固まらせないために抗凝固剤を投与する必要があります」と語っています。

実際にWieselthaler氏は抗凝固剤を投与しましたが、血液が固まりにくくなるという作用にはデメリットもあります。人間の体は血が裂け目などが発生したことで血管外に流れ出すと、血液が凝固して裂け目を覆うようにかさぶたを作り、血液の流出がストップするようになっています。しかし抗凝固剤を投与されている人の場合、血液が固まらずに裂け目からどんどん血液が流れ出てしまうという危険性があります。

今回Wieselthaler氏が担当した患者も、肺の血管から血液が流れ出して気管支に入り込んでしまったそうです。はじめのうち、患者は数日にわたってせきをして小さな血の塊を吐いていました。ところが、ある日普段よりも長く激しいせきをしていた患者がとても巨大な血の塊を吐き出したとのこと。Wieselthaler氏らが慎重に折りたたまれていた血の塊を広げていったところ、なんと血の塊は気管支の形をしっかりと保持していたとWieselthaler氏は公表しています。

Wieselthaler氏によると、男性は血の塊を吐き出すと一時的に気分がよくなったものの、明らかに末期状態だったため、一週間後に心臓病の合併症により亡くなったそうです。

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Source: 【2ch】コピペ情報局
せきをした男性が「気管支の形に固まった巨大な血の塊」を吐き出す