【こマ?】2023年までに700メートル級の巨大小惑星が地球に衝突か

アルファルファモザイク

映画『アルマゲドン』さながらに、小惑星が地球に衝突…。そんなSFのような事態が本当に起こるかもしれない。

イギリスのタブロイド紙「エクスプレス」で、「2023年までに700メートル級の小惑星が衝突するリスク」について報道。世界中で、その噂が一気にかけめぐっているのだ。その真相はいかに…?

■モンスター級の小惑星が地球に衝突

「エクスプレス」が11月25日に報じたのは、700フィート(約213メートル)のモンスター級小惑星が地球に衝突する可能性があるということ。それによって、2023年から2117年の間、62回も隕石が地球上に降り注ぐかもしれないというのだ。しかも、これはウェブ上の噂話ではなく、NASAが発表しているというのだ。

■小惑星衝突の噂の真相を調べてみた

では、この噂の真相について調べてみよう。

NASAのJPLと呼ばれるジェット推進研究所は、地球に接近する小惑星などを観察する任務があり、JPLのウェブサイト上では地球に接近する小惑星のリストも閲覧できるようになっている。今回衝突の恐れがあると言われる巨大惑星は、JPLによって発見されたもので、2018 LF16と名づけられ、確かにJPLのリストに載っている。

そのリストの情報によると、2018 LF16は2023年8月8日に地球に衝突。その後地球の軌道上をまわり、2024年8月3日、2025年8月1日など、2117年までの間に計62回隕石が衝突するというのだ。この衝突の報道は、確かにNASAが表示したデータに基づいたものなのだ。

ただJPLの計算によれば、この隕石が地球に衝突する可能性は、1/3000万。衝突しない確率は99.9999967%と、限りなく100%に近い。

ただし、地球への隕石落下は決して珍しいことではないし、宇宙には宇宙ゴミも含めて様々なものが浮遊しているという。何が起こるかわからない自然相手のことだけに、100%気を抜いてしまうというのもよろしいとは言えないだろう。時には宇宙に目をむけて、地球の平和を考えてみてもいいかもしれない。

関連リンク
NASA asteroid WARNING: 700-foot-wide space rock on 62 RISK trajectories with Earth by 2023(Express)
https://www.express.co.uk/news/science/1050061/NASA-asteroid-warning-Earth-collision-risk-2023-Asteroid-LF16
Sentry: Earth Impact Monitoring(Center for Near Earth Object Studies)
https://cneos.jpl.nasa.gov/sentry/

※下記リンクより、一部抜粋。続きはソースで
https://www.discoverychannel.jp/0000042015/

Source: アルファルファモザイク
【こマ?】2023年までに700メートル級の巨大小惑星が地球に衝突か